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それはそれですばらしい世界

再チャレンジできればよいのか

格差社会、っていうのが本当に問題なのか、正直よく分からなかったりする。

たいていの場合地位や賃金は専門性、優位性に対する対価なのだから、上に行こうとする人間は努力してそれを身につけようとするし、別にいいやって人はそれでいいと思う。それに対して格差が生じたところで誰も悪いとは言えない。大学に入ったときに感じた、「自分探しを強制させられている感」はそういうところから来ていたのかな、とも思う。負け組みと呼ばれる人ですら、餓死するほど貧しいわけじゃない。すべての人に自己実現を求めるのはナンセンスじゃないですかね。

機会は平等に与えれらるべき、というのは正論だけど、実際はそうじゃないし、不平等だといって社会が変わるのを待つより自分で動いたほうが絶対早い。大切なことは、いろいろなことが本質的に不平等だっていうことに早く気がつくことだと思う。

もちろんある程度の平等化措置は必要だと思うけどね。自己責任が及ぶ範囲には限界があるし、ある程度不平等を解消する方向に世の中が進むのは正しいことだと思う。ただ、糸が垂れてくるのを待っているのはどうなんですか、っていう事で。

なんだかまとまらない話だけど、それぞれがそれぞれのペースでいけばいいじゃん。納得の上で格差があるのなら、それはそれでいいじゃないか。