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Underworld「oblivion with bells」

Oblivion With Bells[日本語解説・DVD・ボーナストラック付き国内盤]

Oblivion With Bells[日本語解説・DVD・ボーナストラック付き国内盤]

iTMSにて。「A Hundred Days Off」から5年ぶりのUnderworldの新譜。そういえば昔タケヒコさんの車で「A Hundred Days Off」を聞いたことがUnderworldを聞くきっかけになったんだった。そうか、もう、あれから5年なんだっけ。

今回のアルバムには「born slippy」「Rez」「Two month off」みたいなアンセムは無い。ダレン・エマーソン脱退以降は、っていうのはとっくに言い尽くされた表現で、僕も前「JAL TO TOKYO」を聞いたとき魔法は解けちゃったんだな、なんて悲しくなったんだけど、このアルバムの音が今2人になったUnderworldが向かっている方向なんだろうな。そういえば前、何かの雑誌でカール・ハイドが「『born slippy』のような曲を作り続けることはリスナーにとっても僕らにとってもhappyじゃ無いんだよ」みたいな発言をしていた。そういうことなんだろう、変わり続けることを選択することも変わらないことを選択することもすごく勇気がいることなんだろうし。Underworldは変わってく事を選んだし、Chemical Brothersなんかは変わらないことを選んだんだろうな。よくわかんないけど。

まぁ大丈夫。あの魔法は「Everything, Everything」に全部詰まってるからね。

ひんやり冷たくて硬質な音。夜、部屋を真っ暗にしてボリュームを少し絞って聞いたり、夜の高速を一人で長距離ドライブするときに聞いたりするとハマると思う。

追記(2007.10.18)

M2"beautiful burnout"がベストトラック。カールの抑えたボーカル、緊張感あふれるリズムと展開、美しいシンセの音色。

追記(2007.10.25)

Everything Everything

Everything Everything


underworldのベストアルバムは他に出てるけど、これが本当のベストだったことは誰もが認めるはず。ダンスミュージックの、というか、音楽がもたらす最も幸福な時間が詰め込まれてる。ジャンルを問わず、すべての音楽が好きな人に。