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ラストスパートかな

昨日は先生と進捗報告のミーティング。データ自体は良くなってるわけじゃないんだけど、ある傾向みたいなのは見えてきたので、そこんとこ追及してけばいいんじゃない、みたいな感じで。次の報告もすぐだし、予備審査も一ヶ月後だし、いよいよ追い込みの時期に入ってきた。

極論を言えば別にたいした研究じゃなくても卒業は出来るんだけど、そこはもう自分に何を装備して来年度からやっていくかっていう話と、自分の満足と両方から頑張らなきゃという気はする。

今日は夕方からザインエレクトロニクスの飯塚社長の講演会が学内であったのでそれを聞きにいく。内容を簡単にまとめとくと、

  • ベンチャーと大企業の両翼が必要、日本は大企業だけ
  • 半導体の水平分業の波は止まらない ファブレス、ファウンドリはますます増える
  • 高付加価値製品で勝負する
  • 会社は人材がすべて、個の時代に

みたいな感じだったかな。主催者による質問のチョイスが微妙であまり生々しいことを聞いてくれなかったのがちょっと残念だった。

就職する前からこんなことを言うのもなんだけど、会社を移る可能性も当然考えておく必要はあると思っている。それは3年で辞める若者とか、リクルート的な自分探しとか適職とかそういうものではなくて、もっとサバイバルするという感覚からくるものだが。それこそザインみたいなファブレスのベンチャーに移るというのも選択肢として有り得るし、それはどこに行っても食べて行けるような能力を身に付けるという観点で研究室や研究分野や就職先を選んだのもあるからある意味当然の帰結なんだけど。まぁ先のことは分からないし、何が正しいのか、正しかったかなんてことも結局結果論でしかないから分からないけれど、それを考え続けることだけは止めたくないと思う。そしてとりあえず研究室と就職先でそういう能力を身に着けることに注力しようと思う。

今日はこれから駅伝の練習で青葉山を一周して、本屋に行って本を買うつもり。
これと

技術空洞 Lost Technical Capabilities (光文社ペーパーバックス)

技術空洞 Lost Technical Capabilities (光文社ペーパーバックス)


これ
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

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