LDKともう1部屋
リノベーション後の間取りを考える中で、これまで一番頭を悩ませていたのがキッチンとダイニングの配置でした。
キッチンとダイニング
一番最初は部屋を最大限広く使えるということで壁付けのキッチン配置を提案されていたのですが、奥さんの強い希望で対面式のキッチンを作ることになりました。しかし対面式キッチンには
- キャビネットの幅+人が動くスペース+キッチンの幅が必要
- ガスコンロまたはIHといった加熱機器が部屋の中央にあるため、臭いが部屋に充満しやすい
といった欠点がありました。特に前者については、これらのスペースに加えてダイニングテーブルを置く空間も必要なため、リビング側がかなり窮屈になることが考えられました。
これに対して僕達が考えたアイディアは
- 加熱機器とシンクを分けて配置する(いわゆるII型キッチン)
- シンクとダイニングテーブルを横並びにする
といったものです。イメージはこんな感じ(sketchupとmaxwellでレンダリングしました)。
これならダイニング側がコンパクトにまとめるので、リビング側を広く取ることが出来そうです。またシンクとダイニングが一体化しているので、食事を出す、下げると行った導線が非常に短くなり、食事の準備と後片付けが効率的に出来そうです。
キッチン側からダイニング方向を見るとこんな感じになります。このぐらい空間があれば結構大きいL字のソファをおいても窮屈に感じることはなさそうです。
このアイディアをS氏に話したところいいですねーといった感じで快く受け入れてもらい、一番の懸案だったダイニング、リビング、キッチンについてはいい感じに収まりそうです。
もう1部屋
LDKと寝室の他にもう1部屋、LDKにせっした6畳弱の小さな部屋があるのですが、ここをどうするかも結構悩みました。最初は僕と奥さんのPC部屋兼仕事場ということで、床と壁だけ新しく仕上げてもらうぐらいでいいかなぁとも考えていました。ですが考えていくうちに、折角もう1部屋あるのに仕事するだけじゃもったいないし、そもそも仕事を家でやるのは本当に忙しい時期だけ、それよりはその部屋に行きたくなるような楽しい空間を作れないかということで、小上がりスペースを作ることにしました。
例によってイメージはこんな感じです(暗いですね)。
手前はこれまで通り机を置いて書斎っぽく、奥は小上がりにすることで、ごろごろしたりお茶を飲んだりするスペースを作ろうかなと。リビングもいいですが、こっちも気持ちいい空間に出来れば部屋を有効活用できそうです。自分は小上がり=畳のイメージで考えていたのですが、S氏によるとサイザルもいいかもということで、材質はこれから詰めていくことにしました。いずれにせよ楽しみです!