減額調整(2)
設計もいよいよ大詰め。減額調整の2回目です。
前回の記事で書いた通り、減額のための様々な施策を打ってきたので、その結果を工務店に反映してもらい、再度見積もりを取得し調整をしていきました。
予算内に収まってメデタシメデタシ…と行けばよかったのですが、結果的にはまだ予算をオーバーしていました。原因としてはやはり昨今の建築需要の高まりを受けて、大工さんの工賃が上がってきていることであろうということでした。残念ですが、更なる減額調整が必要になりました。
更なる減額調整
前回で造作を止めた部分も結構あったので、もう削る余地はなさそうだと考えていたところに更なる減額ということになってしまいました。そこで、予算の上で大きな部分を占めるタイルの部分を削っていくことにしました。
我々の家はフローリングと小上がり、寝室のカーペット以外はタイル貼りの計画になっているので、タイルの価格が全体の予算に結構な影響を及ぼしてきます。設計では足がひんやりとしないようにINAXのサーモタイルを全面的に採用するつもりだったのですが、本当に長くいそうなキッチンとPC前だけにサーモタイルを採用することにし、他には通常グレードのタイルを使うことにしました。
また寝室とWICの間の壁の上部は通気と採光を考えて欄間を採用することにしていたのですが、ここもコストダウンで欄間をなくすことにしました。通気と採光については問題なく、寝室-WICと廊下側の境界ではガラスを使うことにより、光は通しつつも音を遮断するような構成としました。
次回は工事契約
ここまでの調整をしてきましたが、結局当初目標とした予算よりは100万円ほどオーバーしてしてしまいました。ですが、キャッシュフローとローンの返済計画を見直した結果、この予算でも行けると判断し、ここまでの調整をもっていったん設計をfixさせ、工事契約に進むことにしました。
このまま行けばお盆休み前には解体が完了するスケジュールで進むことになります。いよいよ工事開始です!