リノベーション直前の姿の記録
前回のエントリにも書いた通り、もう来週から工事が始まるので、リノベーション完成後Before-Afterで比較できるように、今の状態の家を記録しておく意味で写真を撮ってきました。
リノベ前のうちはこんな感じ
玄関
まずは玄関です。右にある靴箱は高さを変えて下に自転車などが置けるようになる予定です。左に見えるのは物置で、ここはリノベーション後も物置として買い置きのワインやミネラルウォーターといった食料、洗剤、ティッシュ...といったストック類の置き場と、スノーボードなど高さのあるモノの収納になる予定です。正面の壁は構造壁で壊すことが出来ないので、なにかアートやファブリックを飾るスペースにと考えています。
靴を脱いで玄関を見返すとこんな感じです。正面の壁も靴棚になる予定。
廊下
廊下はこんな感じ。右側は寝室、左側はトイレ、脱衣洗面所、浴室になっています。
トイレは場所は変わらず今のまま。トイレの隣にちょっとした棚を作ってもらい、その奥が洗面と分離した脱衣所、その奥がまたちょっとした棚になる予定です。玄関からの視線の抜けが気持ちいいので、ドアはガラスを入れた框扉が計画されています。天井は低いので、直天井にして上げてもらう予定です。
寝室・WIC・洗面台
寝室とWICの予定地。入ってすぐが脱衣所から分離された洗面台になります。帰ってきて洗面所で手を洗い、WICで着替えをするという、なかなか効率的な導線になると思います。
寝室はベットをおくとぎりぎりぐらいの大きさに収めています。広すぎても落ち着かないので。床はカーペット仕上げ、左の壁はアクセントカラーで塗られる予定です。
寝室から玄関方向を見るとこんな感じ。大きなクローゼット部分はWICになります。
トイレ
トイレは位置は変わらないのですが、壁の色で遊べればと思っています。
脱衣所・浴室
浴室と洗面脱衣室。今でも洗面は結構広めに取られている感じです。ここは洗濯物をたたむカウンターと、タオルや下着を収納する棚になります。右側は廊下側から開けられる棚になります。
浴室はこのエントリーやこのエントリーで何度も書いているとおり、PanasonicのMRXです。
LDK
LDKは現状L,D,Kが分断された形になっているのですが、この壁は構造壁ではないため除去してLDKを一体にします。大きさは14畳程度とまぁそこそこなのですが、窓が3カ所あるため結構開放感ある空間になるのではと期待しています。
一枚目の写真の左側にキッチンとダイニングテーブルが来て、壁が取り払われたあとのキッチンとダイニングがあった空間がリビングになります。キッチンの下にはかなり深い床下収納があったのですが、いくら考えても使い道が思いつかなかったので埋めてしまうことにしました。
ワークスペースと小上がり
キッチン側の奥にはもう1部屋5畳ほどの部屋があります。
僕も奥さんも家で仕事をすることが結構あるので、2人分の机が並べられるワークスペースとしました。設計当初は机を置くぐらいで建築的には何もしないつもりだったのですが、僕の提案で部屋の奥に小さな小上がりを作ってもらうことにしました。畳を敷いてあるので、ごろごろしながら本を読んだりできるスペースになればと。また小上がりの下は収納になっているので、布団をしまっておけばここで寝ることも出来ます。
将来子供が生まれたりしたらここが子供の部屋になるのかもしれませんが、机スペースは親1人+子供の勉強スペースみたいな感じで使って、畳で寝てもらおうかなと。まぁ将来いろんな問題が生じるかもしれませんが、それはまたそのとき考えると割り切って、今やりたいことを正直にやろうとした結果このような計画になりました。
楽しみと不安と
この家の前の住人だった方は東大の教授の先生で、内覧に行った際には壁一面の本棚に圧倒されました。部屋自体はとても大切に住まわれていたのが窺えるのですが、やはり約30年の時間の経過にはあがらえない印象です。
よくリノベーションは現状の様子は一切関係ないと言いますが、何度もみて正直ボロいなぁと思っていたこの部屋がどうなるのか、楽しみ反面、不安反面といった感じです。
来週はフルスケルトンの我が家と対面です。