僕たちはどう生きるか
技術者の生き残る道はどこか。
確実な事は、プログラムが鬼のように出来るとか、回路設計が周りのの3倍早くて正確であるとか、そういった方向のスキルだけでは生き残れないということだ。
何しろ、僕らを雇うのと同じお金で僕らより優秀なインド人やイスラエル人を30人雇えるのだから。将来、コーダーやプログラマといった、いわゆる「ディジタル土方」は外国に外注するのが普通になるだろう。もうそうなっているかもしれない。数学的センス抜群のインド人30人と同じ質、量の仕事が出来なければ、下流側で働くことはこれからは適わない。
僕らがやらなければいけないことはイノベーションだ。受けている教育レベルの高さを利用して他の民族に生み出せないようなイノベーションを生み出していかなければ、僕らの生き残る道はない。開発の上流側でプロジェクトをマネジメントするような立場に立っていかないと。