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シュレーディンガーの猫

量子力学と再会した。

学部時代にいくつか授業は受けていたのだが、数学的な記述と実際のイメージがあまりに乖離しすぎていて、ぜんぜん分からんかった。なので半導体が専門のくせに固体物理があまり理解できず、単位をとるのに苦労したっけ。

「我々は光が通ってきた経路を決定することはできない」

研究室のゼミで久々にシュレーディンガー方程式とか、ブラケットとか確率振幅と再会。あまりよく分からないのは相変わらずなんだけど、これが将来の飯の種になるかと思うと重い腰を上げざるを得ないって感じかな。電子とか光子とかミクロな世界を扱うのには量子力学の考え方が必須だし、うちの先生がイメージセンサでここまで成功を収めた理由のひとつは学生の時素粒子の研究してて、量子力学的な考え方に慣れ親しんでいたからだ、とも考えられる。

とりあえず家でファインマン物理学でも読むか。酒飲みながら。

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5 ファインマン量子力学
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5 ファインマンの思想。