同郷
さえこPから教えてもらったんですが、さえこPや僕と同じ高校の僕より1つ上の学年にいたという作家。
典型的な大人しくて絵とか文章とか書くのが好きな女子(という僕のイメージにハマってるのはやはり同郷だからなのかも知れない)、って感じ。文豪にはなれないだろうけど、好感は持てる。さーっと読む感じうちの高校の特徴とか、田舎の進学校独特の閉塞感ををよく捉えてるとはと思うけど、そこまでオーバーなものではなかったかなぁという感じもする。単に僕の中でビビッドな記憶が色あせてしまっただけかもしれないけどね。物書きになるような人だから、感受性が鋭すぎて外界とうまくやっていけない人だったんだろう。
あと閉塞感について言えば、ここから抜け出さなければ何も見えない、何にもなれないという焦りと、都会に行けばステキなシティライフが待ってるんだ、っていう幻想を生み出させてくれたので、それはそれでよかったような気も、今ではする。
おすすめ度の平均:
ささやかな、でもかけがえのないドラマ快適な気分にしてくれる清清しさ
うちの高校がモチーフになっているらしい。