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好き

梅田望夫氏が言うように、好きなことを貫いて仕事にしていくためにはどのようにすればよいのか

梅田望夫氏がこれまでの書籍やブログのエントリで繰り返し発信しているように、好きなことを貫き、好きであるが故に人生のどれだけ多くの時間を使っても苦にならないような分野に身を置いて仕事をしている人というのは、本当に輝いて見えます。

自分や自分の周辺を省みるに、「好きであるが故に人生のどれだけ多くの時間を使っても苦にならないような分野に身を置いて仕事をしている人」になりたがっている人は大勢いるけど、戦略論、方法論的にそこに向かっていくことが出来ている人はあんまりいない気がする。ただ自分の好きなことを貫くのは一時的には気持ち良いのかもしれない、でも自分の持っているスキルや特徴のことを考えず、正面突破して玉砕する、というパターンがすごく多いように思う。特に「好き」を仕事にしようとする場合なんかは、その人にその仕事を頼まなくてはいけない(もしくは、その会社がその人を選ばなくてはいけない)必然性が必要なわけで。

夢敗れて全く不本意なことをするよりは、自分が勝てそうな分野と自分の好きなことを照らし合わせて、それから勝負するほうが結果的にうまくいく場合が多いだろう。そういうのは一直線にたどり着けるできるものではなく、じりじりとにじり寄っていくものなのはでないか。

でも。まずその前に「好き」が何かを決めることが大変だし、すごく勇気がいることなんだろうな。それが決まったら決まったで「好き」に向かうための戦略を決め、それをちゃんと守って自分をそっちに向かわせなくてはいけない。「好き」に向かっているはずなのに、そのプロセスはすごく大変だし、その大変さを許容してまで「好き」を好きでいることは難しいよ。「好き」が何か決めることを強制されているわけじゃないのに、僕たちは何かに追い立てられるように必死で「好き」を探させられているような気さえする。

はじめと終わりで言ってる事が変わってるような気もするけど、先頭のリンク先と

自分が本当にやりたいことは何なのか、それを成し遂げることも難しいけど、それ以上に「何なのかを見つける」ことの方が難しいのかもしれない。何なのかを見つけられずに、変化を恐れてその辺でグダグダする?まぁでも今は歩くしかないんだろう。前に。

という某先輩の書いた文章を読んで、ぼんやりそんなことを考えた。

たぶんこのエントリで言いたかったことは

○無理して好きを探す必要はないこと
○それでもあえて好きを探すなら、戦略的に好きに向かったほうが成功しやすいこと

だったんだろうな。