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サニーデイ・サービス「サニーデイ・サービス」

サニーデイ・サービス

サニーデイ・サービス

前に書いた「愛と笑いの夜」*1と並ぶ、サニーデイ・サービスの最高傑作。前作と同じ97年発表。前作よりトーンは抑え目、ってか暗いんだけど、その分だけ一曲一曲が洗練されてる。「愛と笑いの夜」がけだるい夏の夜だとすれば、「サニーデイ・サービス」は秋の夕方みたいなイメージを想起させる。

追記

なんというか、こう、時代の空気を反映した音みたいなのを聞いておきたいなぁということを最近考えている。「愛と笑いの夜」にも「サニーデイ・サービス」にも、その時代の空気がそのままパッケージングされてるんだけど、2007年を詰め込んだ音って何なんだろうかっていう。このまま10年後、2007年の事を思い出したいときに何を引っ張り出して聞けばいいのか迷ってしまうような、そんな感覚がある。ただ単に最近の音楽を聴いてないだけだけど。

*1:[http://d.hatena.ne.jp/bookbridge/20070709/1183991997:title]