bookbridge's Blog

Gadget, Interior, Renovation, and so on

無印の「間取り研究」は、リノベーションにも役立つ良コンテンツ

http://www.muji.net/ie/lifestyle/plan/

無印良品では住宅も手がけています。(無印良品の家)それに関連したコンテンツである「間取り研究」は、中古マンションを買ってリノベーションすることを考える人が間取りを検討するのに非常に参考になりそうです。

生活動線から「くらし」を見直す

例えば「生活動線から「くらし」を見直す」という企画では、「洗う・干す・アイロン・しまう」といった生活のルーチンに対してや、「手洗い・洗面・着替え・トイレ」といった具体的な住宅の要素について、いくつかの具体的な間取りを例示しその間取りにしたときに導線はどうなるか、プライバシーの確保はどうなるかといった検討を詳細に行っています(間取り図を眺めるのが趣味の方には絶対にお勧め!)。

例えば一般的な一戸建てやマンションの間取りとして、洗面所とバススペースは隣接していることが多いと思うのですが、こちらの記事を読むと必ずしもそれが合理的で無い場合もある(勿論合理的な場合もある)ことが理解できるかと思います。

フルスケルトンからのリノベーションを行う場合は、PS(パイプスペース)にある程度水回りは制約を受けますが、かなりの自由度を持ってこれらの要素を再配置することができるはずなので、それぞれの間取りに対してのメリット、デメリットを実例をもって考えることが出来るのは自身の家の間取りを検討する上でも非常に参考になりそうです。例に挙げられている部屋も、75m2の長方形という本当にスタンダードな間取りなので、極端な話これをそのまま適応することも可能かもしれません。

間取りの編集=生活の編集

これを読んでいて思ったことは、リノベーションの打ち合わせ中にも同じことを聞いたのを思い出したのですが、住宅の設計、間取りの編集は、自分達の家族の生活を編集することと同義だと言うことです。多少オーバーに言えば、家の間取りを変えることは自分たちの人生や生活を変える力を持っていると言えるでしょう。僕達の家はほぼ間取りは確定しつつありますが、こちらを参考にして、理想の間取りを通して理想の生活を手に入れられるようにしたいですね。